結婚できない女子の花道 ●o≧д≦o♪
結婚できない女のブログ。
結婚できないたちに共通点や特徴なんてあるんだろうか?理想が高すぎる?なーんて言われたって、婚活相手への最低条件は誰だってあるじゃないか。身の丈に合った恋愛が結婚にリンクするならそれでいいのだが、そんな女なら婚活ブログなんて書いてるわけがないのだ。ともあれ〝書いてる人〟は結婚できないまんま30代に突入しつつ・・・そのままズルズル突っ走りそうな大人女子です。
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結婚できない事実に触れられたくない女たち


婚活サイトで縁あって婚活相手となり、相応の婚活デートを重ね…結果、「結婚したくない」と言われてしまった経験。

婚活デートの目的はなんだったの? なんて疑心案議になってしまう、同じような経験の持ち主は世の中に少なくないと思う。
で、経験ってのは同じ経験者にしか共感できないのも事実。
だから、「浮気される既婚」よりも、「そもそも浮気される心配すらない未婚」の方が不幸だと思ってしまう。

あたしだって、既婚者の結婚してしまった後悔や、結婚しない人生を目指す人の気持ちはわかりにくいから。ともかく、あたしは結婚したい婚活女のカテにいる女子である。

ところで。
私は、自分で言うのもなんだが努力家だ。キャハッ!
自分でこうと決めたら一直線な性格。受験勉強も、勉強計画を立てて、それにそってキッチリやったし、仕事も、休みの日に勉強や情報収集して、資格を取ったり、ライバルに負けないようにがんばった。婚活エステも必需だからがんばる。むだ毛の無いツルサラ肌で婚活偏差値も上げれば、ダイエットもがんばった。

なのに、結婚できない女を捨てることが未だに報われないでいる。
今まで、がんばればたいていは報われてきたのに、がんばってもがんばっても報われない。むしろ遠のいていくばかり……。ああ無情、それが婚活なんだろうか?

そのせいか花嫁資金は順調に上積みされている。披露宴&嫁入り道具の準備は全てこっち持ちで出来る? にはまだ遠いが……


卒業以来会っていない、高校時代の友人にバッタリ会った時の話。

久しぶりだね、ということで、私と、その子(A子)、それにもう一人、同級生のB子と晩御飯でも食べようということになった。

あたしはその2人ともと疎遠になっていたのだが、A子とB子は今でも時々会っているらしく、B子もちょうど仕事が休みだから呼ぼう、ということでB子を呼んでくれた。

店を決め、B子とはその店で待ち合わせることにし、私とA子の2人で店まで移動した。

「で、あんたは結婚してるの?」
さんざん現在の仕事や生活について話した後に、口火を切ったのは、A子だった。

いくら昔、仲が良かったとはいえ、もう10年近く会っていないその間、お互いのライフスタイルの変化から、気が合わなくなってしまうことはよくある話。

特に、「未婚」か「既婚」かによって、話題には気をつかのだ。

なので、ここで「未婚」か「既婚」かハッキリさせておくことは、昔から気遣いのうまいA子らしいなと思った。

「してないよ……」
そう私が言うと、
「私もしてない。っていうか全然する気ないし、あり得ないよね」
と、まくし立てました。私はちょっと圧倒されて、
「…うん、まーね」
となんとなく同意…。

やがて店でB子とも合流し、しばらく会っていなかったことが嘘のように、学生時代のままの女3人の井田端会議が始まりました。
やがてトークも温まってきた頃、今度また別の同級生が結婚するという話になった。すると……
「っていうかさぁー、やっぱ結婚したいよねー!」
ここで口火を切ったのは、昔から素直で裏のない性格のB子。

A子は、いつも会っているB子がいて安心したからか、
「だよねー」
と深く頷いている。オイオイ、さっきまで「結婚したくない」と言っていたのに?
それから話が進むと、A子の彼氏は36歳で、最近付き合い始めたばかりで、結婚を意識したりもするけど、なかなか難しそうでもあるということが見えてきた。

つまり、A子は彼氏はいるし結婚願望はあるけれど結婚できない可能性が高いことを卑下して「私もしてない。っていうか全然する気ないし、あり得ないよね」なんて、あたしにまくしたてたというわけ。
結婚できない女の深層心理ってこういうことだったんだなあ……。

けれどこの気持ち、とてもよくわかる。
自分のことをよく知らない人に、結婚についてとやかく言われるのはウザイ。
特に、付き合っている人がいると、「その人と結婚するの?しないの?」とよく聞かれるが、あたし達はいつも結婚にゴールできるかどうか? を不安に思っているのだ。
だから、「私は結婚したくない女」という鎧を着て、デリケートなその問題を、触れられないように守る。
結婚できないんじゃないんです、結婚しないんです。なんてのもあったが、つまり、触れられたくない心にチャチャ入れられないようにガードしているのだ。


そしてこれはその後からわかったのだが、私も知っている、A子の幼馴染のC子が最近結婚したらしい。
C子は噂話の好きな、ちょっと下世話なタイプ。高校時代、まだ彼氏は欲しくないというA子に、無理やり男を紹介し「A子のこと、友達としてならいいけど、女としては見れないんだってー」とわざわざ報告し、周りの人にも言いふらしていたっけ。
もしかしたら、そのC子にまた「結婚っていいわよー、なんでまだ結婚しないのー?」
と、散々気持ちをえぐられていたのかも知れません。あくまで予想だけど……。


さて、その1ヶ月後、再びA子と会うと、36歳の彼とは別れたということだった。
その時A子から出た名言……
「やっぱり36歳で結婚してないだけのことはあるわ」

女って…触れられたくない心にはうまくヨロイを着せるのね。
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