結婚できない女子の花道 ●o≧д≦o♪
結婚できない女のブログ。
結婚できないたちに共通点や特徴なんてあるんだろうか?理想が高すぎる?なーんて言われたって、婚活相手への最低条件は誰だってあるじゃないか。身の丈に合った恋愛が結婚にリンクするならそれでいいのだが、そんな女なら婚活ブログなんて書いてるわけがないのだ。ともあれ〝書いてる人〟は結婚できないまんま30代に突入しつつ・・・そのままズルズル突っ走りそうな大人女子です。
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婚活相手は子供好きで年収900万だけどコリャ結婚できないね


婚活サイトの中ではポジティブレビューが多いので登録していた婚活サイト。 そこでのコミュニケーションがスタートして、まだ会わずにいる人がいる。

プロフぶっちゃけ……30代後半のホワイトカラー。動物と子供が好きで心優しそうな男性。年収は900万也…高齢毒男にはメールしない主義なのだが…プロフィールを見てなんとなくココロひかれるものがあったのでボチボチとメールのやり取りは続いている。

なんてこと言いつつ…プロフ見て目に飛び込んでくるのは900という数字だ。もうすぐ夢の1000万サラリーマンじゃないか! 動物が好きとか子供が好きとか、そんなどこにでも転がってるような自己PRは〝見られていない〟箇所になる。

彼に初めて「いちど会いませんか?」と言われて、約束したのがこの間の話。ところが、当日の直前になってひっくり返されてしまった。

「すみません、甥っ子が僕と遊びたいというので、来週にしてもらえませんか?」

ヾ(≧∇≦)オイオイ……
甥っ子……? そんなのカンケーねーだろ?
まー、そんなダダをこねるぐらいだから、まだまだ小さな子供なのだろう……。あたしだって、子供が嫌いなわけじゃない。しょうがない。あたしは、その理由を了承した。

子供に好かれるのはいいことだ。子供は敏感なものだ。根っからの悪人に子供がなつくことはないだろう。
子供に好かれる男はいいパパになる。
年収900万円の彼は子供に好かれている。
結論! 彼はいいパパになる。
と、そんな屁理屈は横に置いておき「残念ですが、では次の機会に、ということで。時間のある時に誘ってくださいね」と、さわやかな了解メールを返しておいた。

一週後。次の会う約束が取り付けられた。

なるほど、誘いは律儀だ。前回のドタキャンを返上するかのようなタイミング。やはり誠実で悪い印象はない男性かもしれない。よきパパ候補は本命の婚活相手となるか!? 結婚は年収も大事だよ! ( ̄ー ̄)

ちょっぴりウキウキしつつ……当日を待った。が……
まただ。
「甥っ子の勉強を見てやらないといけなくなりました。すみませんが、延期してもらえませんか」
……? いやいや、きっと宿題がわからなくててんてこ舞いなんだろう。うん、子供に好かれるのは良いことだ。そうだそうだ……と、自分に言い聞かせた。

そうして、次の約束はGW。「一緒にドライブでも行きたいですね。〝三度目の正直〟ということでヨロシクお願いします」
しかし。〝二度あることは三度ある〟
「すみません。甥っ子とキャンプに行くことになりました。本当にゴメンナサイ。実は、甥っ子はもう少しでこの土地を離れることになりました。きっと最後の遊びだと思うので、許してください」

この時点で、もうこの男性とは終わりだなと薄々感じていたのは事実だ。しかし年収900万は結婚できない女の心を麻痺させる。

その後のメールで、一応は次回の約束を取り付けておいた。
もう、いちいち書くまでもない。例のごとく〝甥っ子〟の登場だ。
だが、今回は会う約束の単なるキャンセルではなくて日付変更を依頼してきた彼。

ここでようやく、あたしの感情もアクションを起こし始めたのだった。それに、他の男性との婚活スケジュールだってある。
「すみませんが、その甥っ子さん、おいくつですか? 甥っ子さんとの予定を逆に入れ替えることは不可能なんですか? もう何度も変更しているし、今月は予定が入っているんです」
すると即レスだ……。
「甥っ子は18歳です。今年から大学生です。同じ家に住んでいる高校生なんです」
マジかよ……同じ家に住んでんのかよっ? しかも高校生かよ? その挙句に、兄夫婦と一緒に住んでる? 年収900万もあるんだから、一人暮らしをしろって!

彼を責めるつもりはないが、思ったことをズバズバ書いてしまった私。
「すみません。僕、兄夫婦に世話になってるんで、結局兄に頭が上がらないんですよ。だから頼まれると、あなたとの約束を延期するしかないんです」

「あの……一人暮らしはされないのですか?」
「思わないですよ!お金がもったいないじゃないですか? アパート代に光熱費、食費にその上労力!やってらんないですよ」

ダメだ……。
時間の無駄だった。年収900万につられたあたしがバカだった。こんなことしてるから、結婚できない女から脱皮できないんだ。

この男、一生結婚できないなと思った。婚活をするのには多少の犠牲は必要になる。例えばデートに掛かる時間や労力など、様々なものだ。それができずに自分の時間を優先するとなると、婚活はうまく行かないだろう。

彼とは予定を合わせて、万が一会うことになったとしても、その後のデートが続かない気がした。兄の言いなりになることが多いからだ。悪い人ではなさそうだが、結婚相手としては不向きなのかもしれない。これにて、彼がよきパパとなる三段論法は破綻してしまった。

が……、ここは有望だ。まじめな婚活カラーがプンプンしてるから男性陣の質が低くはない。つまり、ホワイト系のよきパパ候補は今回の彼だけじゃなさそうだ。
とはいえ、いちおう私の好みはイケメン細マッチョなんだが……
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