結婚できない女子の花道 ●o≧д≦o♪
結婚できない女のブログ。
結婚できないたちに共通点や特徴なんてあるんだろうか?理想が高すぎる?なーんて言われたって、婚活相手への最低条件は誰だってあるじゃないか。身の丈に合った恋愛が結婚にリンクするならそれでいいのだが、そんな女なら婚活ブログなんて書いてるわけがないのだ。ともあれ〝書いてる人〟は結婚できないまんま30代に突入しつつ・・・そのままズルズル突っ走りそうな大人女子です。
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花嫁を涙で祝うのは自分への投影で花嫁をパチパチ写すのは自分への伏線


結婚式の二次会に行きたくない!

……って言う気持ちを書こうと思う。

――結婚するのはだいぶ前に会社を辞めた男子、あたしより年下。
特に親しかったわけでもないのに、「会社の人」っていう大きなくくりで二次会に呼ばれてしまった。
もしもあたしが結婚しても、絶対にその男子は呼ばないだろうなぁ。だってその頃には、あっちがあたしのことを忘れてるだろうから。と、それぐらい関係の薄い人間である。

その二次会の誘いは、結婚する男の子から直接ではなくて、その子から頼まれた会社にいる女子からのメールだった。
で、「二次会場がちょっと遠いけど、来る?」みたいなノリだったから、あたしもついつい軽いノリで、
「遠いし、面識ほとんどないから行かない」って、返した。これが大失敗だった。不参加の旨に対して、こんなメールが即レスされてきた……。
「なんで行かないの?私はお祝いしたいから行くよ? A子ちゃんもB子ちゃんもC子ちゃんもみんな来るんだよ?」

ううう……なんだか、
「なんで人の幸せを祝えないの!?そんなんだからいつまでも幸せが寄り付かないのよ!」
っていうあたしに対する気持ちが込められてる気がしたので、素直なあたしは…
「みんなが行くなら行くよ^^」
と、いつもは使わない顔文字を入れて差し障りなく返したのだ。

ってことで、行かなきゃならないわけだ。あーあ……

これで今さら「親戚の法事」なんてウソを言おうものならズル休み(?)確定されてしまうだろう。

あー、どうして「みんなで祝わなきゃ駄目!」な空気になるんだろう。
結婚する本人が怒るのはわかるし、二次会の幹事だったとしたら、せっかく自分が準備してるのに!って怒るのならわかる。
(もちろん、上記の人たちからの誘いだったら、適当な用事を考えてもっとやんわりと断るのだが)そのどっちでもない、ただの招待客。自分が祝いたくて行きたいのなら、それでいいじゃないか。

あたしにだって祝う気持ちはある。プレゼントを渡すのだったら、みんなより多めにお金を出したっていい。ただ、大勢の人が集まって、華やかで幸せなムードに自分の身を置きたくない。
そしてそこには近況報告を兼ねた自慢合戦が含まれ、帰ることにはどっと疲れてそうに決まっている。

それに……、みんなが行くならなおさら、私が行かなくてもいいじゃんって思ってしまう。友達の少ない子から、新郎の友人の数に差がついちゃうから来て!って言われたら、喜んで着飾っていくのに。

ところで「みんなで祝おうよ!」なんて音頭をとる女子って、どこか深層心理で、「私の結婚式もみんなで祝ってよ!」って気持ちがあるんじゃないかなぁ?


さらには、友達の結婚式で花嫁見て泣く子。あれって不思議。

なんで人の幸せで泣けるんだろう?
よっぽど親しくて結婚すると会えなくなるとか、本人が苦難を乗り越えて(借金や親の反対など)ようやく結婚、ってのならわかる。泣けると思う。けれど、たいていそうじゃない。
お互い近所に住んでて何の障害もなく、トントン拍子に結婚が決まって、親の金で披露宴、幸せです! なんて、どこをどうとったって泣けやしないじゃないか。


それというのも、数年前結婚した同級生の話。
あたしは結婚式には呼ばれなかったけど、二次会で披露宴での出来事をみんなから聞いた。
招待された同級生6人の中で、2人の子が花嫁のウェディングドレス姿見ただけで号泣したそうな。もともと、同級生ってことだけで年に数回みんなでは集まる程度の仲。

その泣いた2人というのは、そんなに花嫁と親しかったわけじゃないのに、なんで? と考えていたら、泣いた2人と泣かなかった残りの4人の違いがわかった。

その泣いた2人は、どちらも結婚が決まっていた。それ以外の子は、彼氏はいるけど結婚は当分先、またはずっと彼氏がいない子だった。

映画やドラマやで泣いたり感動したりするのって、どこかで自分を投影したり、共感する部分があるから泣けてくる。
それと一緒で、結婚式で泣いた子は、ウェディングドレスを着た花嫁を数ヵ月後の自分に重ね合わせ、自分に感動して泣いているのだ。おいおい…自分に泣いてたのか?

だから、あたしが結婚式や二次会に行きたくないし感動して泣いたりしないのは、結婚式で泣く子たちよりも薄情でなんじゃなくて、ただ、結婚というそのシチュエーションに自分を投影することができないだけなのだ。



さて…二次会当日。

こういう時、どうしてみんな花嫁を撮りたがるんだろう? あっちもこっちもスマホを縦に横に…後ろから見てると頭の数だけスマホがあるよ!

ああそうか…やっぱり、自分が結婚して花嫁姿になったときの伏線として「私が撮ってあげたんだから、あなたも撮ってよね!」の暗黙のリクエストなのだろうか?


こういう地道な努力をする子は、きっと自分の結婚式でもみんなが写真を撮ってくれるんだろうなぁ。

二次会に招待された女子のほとんどが私よりも5歳くらい若い。
で……「結婚なんてまだ先だよねー。ありえない。」なんて盛り上がってる。
あーあ、だから年下の子の二次会なんて来たくなかったんだよなー。
その女子達が言う「まだ先」は、私はすでに通り越してしまっている。こんな時、どういう顔して座ってたらいいんだろう?

そういえば、どうしてあたしが二次会をこれほど嫌うのかと考えたら、以前、出席した二次会が最悪でトラウマになっているのかもしれない。

その時は同級生女子の二次会で、集まった内の既に結婚している子の会話が、
「自分の時はこうだった、ああだった」で、全部自分の話に持っていったのが辛かった。
それに対して自分を含む毒女たちは何とも話しの膨らましようがないし、ただひたすらその子一人が喋っていた。
〝あいずち〟ばかりじゃなんなので、私がちょっと話しに口を挟むと「そんなことも知らないの?結婚式っていうのはね……」と、説教口調&先輩面。

いや、結婚に関してはそりゃあ先輩なのは確かなんだけど、同い年にそんな口調で言われたら、本当にカチンとくるんだよなあ……。


今回の二次会の話に戻ろう。
お決まりの質問コーナーで、「プロポーズの言葉は?」という質問があった。

答えは無難に「結婚してください」だったのだが、それを聞いた新郎の同僚の男の子、
「彼女からメールで『いつになったら私をもらってくれるの?結婚しないなら別れる』って入ってきて、それで一旦別れそうになって慌てて結婚することになった、って俺は聞いたけどなー」とのこと。

まあ、事実を喋っても寒いだけなんだが……。ときどきムキになって真実を暴くことでウケを狙う若い男子が、二次会にはだいたい一人ぐらいはいる。さておき、大変だったんだなぁと、ちょっと花嫁に同情した。

――二次会が終わって、お見送りの時間。
新居はどこに?と聞いたら、「自分(新郎)の家にそのまま新婦と一緒に住む」とのこと。えー!同居嫁じゃん! 最初だけでも2人で暮らすようにはしなかったんだね、と言ったら、「いったん別々に暮らすと、なかなか家に戻れなくなりそうだから。それで最初から家に(彼女を)入れることにしたんです」との返事。

そうかもしれないけど、ちょっと厳しいなぁ。いきなり亭主関白気取りですか。そんな子じゃなかったんだけどなぁ。
付き合ってる段階では彼女と自分の両親がうまくいっていても、同居嫁になれば別だし、いずれ同居することになろうとも、新婚の時ぐらい二人っきりで暮らしたいと、彼女は思ったと思うけどなぁ……

若いから二人で暮らせるお金もないだろうし、
「いつになったらもらってくれるの?」なんて言ったわけだし、彼女の方がそれくらいの条件は呑まないといけないかもしれない。愛する人との結婚と引き換えに……
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