結婚できない女子の花道 ●o≧д≦o♪
結婚できない女のブログ。
結婚できないたちに共通点や特徴なんてあるんだろうか?理想が高すぎる?なーんて言われたって、婚活相手への最低条件は誰だってあるじゃないか。身の丈に合った恋愛が結婚にリンクするならそれでいいのだが、そんな女なら婚活ブログなんて書いてるわけがないのだ。ともあれ〝書いてる人〟は結婚できないまんま30代に突入しつつ・・・そのままズルズル突っ走りそうな大人女子です。
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転職 for 結婚 転職エージェント担当者との相性の見極め方


結婚できないのは仕事が原因であることも少なくない。なので、婚活と転職をけっこう近い時期に同時進行する同僚をチラホラ見かけたのも事実。

たとえば、現在の仕事の年収が低いから婚活偏差値を下げている! なんてのは主に男性側の悩みなんだろうが、女だって、本気で婚活するなら恋も仕事もがんばるなんて綺麗事は捨てて婚活に集中しなさいって〝教え〟もどこかで聞いた。婚活を成功させるために転職もしてしまう。転職する理由は婚活に専念する時間作りだったり、女子友の中には女子社員比率の多すぎる職場から、男性社員の比率の高い会社に転職したいと望む女子だっていた。もっとも、そういう理由は転職エージェントにすればちょっと? な転職理由だから前面に押し出す転職理由にはできないけれど、自分の適性云々と言いつつ実は結婚したいから〝男のいる〟会社に変わりたい本音って、ふざけてるようで案外切実に考えていた女子友の気持ちはわからないでもない……。

そう、仕事と結婚、転職と婚活には因果関係がある。ならば、仕事と結婚と人生には大いなる関係があるのだ。仕事をちゃんと手に入れられる女、転職できないじゃなくて転職できる女は、結婚できない女から結婚できる女になれる。女子力と人間力はつなぎつながり合って人生をつかむ! とまあ、これぐらい大げさな意気込みで臨んだ「つもり」の転職秘話。
以下からは時系列で転職活動体験をシェアしよう。

 
転職活動時の私=
年齢:24歳
経歴:派遣のみ1年半 営業事務
英語:TOEIC 910点
 

履歴書と職務経歴書

まず取り掛からなくてはならないのは履歴書と職務経歴書の作成。  
――履歴書。
どんな会社に応募するにしても履歴書とは手書きに気持ちを込めるのがデフォルトだと思っていた。でも、やっぱり面倒臭い・字汚い・修正液不可、は毎回やってたらきつそう。だからもうパソコンで作っちゃえーと思った。
とりあえずたまたま以前買った履歴書を発見。これを元にフォーマットをエクセルで作成。そして自分の経歴を入力。おしまい!
ま、こんなの作っている時点でパソコン使えるし資料作成もバッチリって証明にもなる。それより何よりも手書きよりも楽チン! 
そうは言っても、後々の応募は大体E-Mailに履歴書と職務経歴書を添付することがほとんどだったから、履歴書はパソコンで作成して正解だった。
 
――職務経歴書。
これが大変だった。履歴書は学歴や資格の事実事項をパパパっと入力するだけなのに対して、職務経歴書は客観的な自分の業務を入力していく作業だから…
自分のやってた作業って、ファイリング、貿易事務補助、営業事務くらいしか書けない。しかも経歴1年半。これじゃ低スペ丸出しで書類選考落ち間違いないじゃないか……

どうにかしようと思い、転職関連サイトをチェック。すると大体どこのサイトでも職務経歴書のうまい書き方なんてコーナーがあるんだよね。
大事なところをひとつ挙げれば、携わっていた業務を具体的にアピールをすることが重要。

そこで「ファイリング、貿易事務補助、営業事務に携わっていました」を以下のように修正してみた。

→ファイリング作業をし、バラバラだった資料を管理。またプロジェクトで発生した事項をすべてファイルし、後々の交渉で優位に立てるようファイリングを整理した。
→貿易事務業務にて海外とやりとりし、税関スケジュール・輸出入方法などを乙仲業者と交渉した。
→営業事務業務にて営業社員をサポートし、社員が不在の場合は代わりとなって作業を進めたりメーカーに指示を出したりした。

と、ありとあらゆる業務を伸ばしに伸ばし、あるときはちょっと膨張しすぎても書いてしまえ!ないきおいで作成。結果、1枚ちゃんと埋まりました。
またこの職務経歴書をいちいち直さなくてもいいよう、日付は自動変更にしたり、転職動機を一般的でどこでも通用するようなものにしたりした。
 
作成作業は面倒臭かったこともあって、とにかく後は楽チンを追求していた。これであとはメールに添付するだけでプリントアウトもほとんどしなくて済む!と思っていた。
 
さて、下準備の書類作成は終了した。
これらの道具を使用しながら次の作業:人材会社に登録、である。

スカウトシステムに登録

さて、職務経歴書と履歴書は作った。ここからまずは求人情報を集めなくてはならない。しかしリクナビやエンなどの求人媒体見ていてもいっぱいありすぎてわからない、探すのが面倒くさい、と、インターネットが使えてかなり作業が以前に比べたら楽だというのに、それに甘えてしまってかやる気が起きない。
 
そんな時に役に立ってくれそうと思って人材紹介会社に登録してみることにする。転職時アドバイスをくれた友人がそれを使ったんだそうで、マッチング求人を探してくれる、キャリアアドバイスもしてくれるところもある。
 
が、ここでもまた面倒くさいこと発見。
世の中にはくさるほど人材紹介会社ってあるんだな…。とりあえず大手のリ社に行ってみた。しかしここではあまりにもひどいコンサルタントに当たってしまってイライラしてしまったことしか覚えていない。転勤不可って言っているのに、地方勤務の仕事だったり、仕事内容も全然把握してなかったり(求職者用コンサルタントと求人会社用コンサルタントが別担当だったからだと思うが…)
 
一発目の転職活動経験でモチベーションダウンしてしまったあたしは、ここからスカウトシステムに切り替えた。

職務経歴を入れて公開しておくと、自分に興味のある会社が声をかけてくれるといったもの。自分の知っている1社に送るより、知らないけどとても優秀な小さい会社が複数も見てくれるスカウトシステムなら自分も楽だしはずれが少なそう。

スカウトしてくれる=自分に興味を持ってくれている会社、なわけだしそうしたら行きやすそうだし他の求人も探してくれそうとも思った。自分の個人情報(名前・メルアド等)は表示されないので嫌だったら断ればいい。
 
ちなみにスカウトは求人企業からとは限らない。Web履歴書を閲覧した企業が直接スカウトしてくるケースもあるが、転職エージェントからのスカウトもあるのだ。転職エージェントからのスカウトにはキャリア相談や求人情報の案内が中心。

早速使ってみたら結構スカウトがきた。いいものには連絡し、嫌なものには断りを入れる。そうやって活動は活発になったのでした。が、世の中には色んな会社がある。3ヶ月も転職活動した私は16社くらい登録してたんだが、もうこれが色々あって……

転職エージェントはピンキリ

さて、転職エージェントからスカウトメールが来た。で、実際にキャリア相談に訪問すると、そこには転職エージェントの担当者にあたるコンサルタントとキャリアカウンセリングが行われる。しかし……これも人と人の相性というか、いろいろと善し悪しがあった。その、体験的に良かったところ悪かったところについて書き進めてみたい。転職会社の担当者に不満があって担当者変更できない? なんて悩んでいる人の参考になれば幸いだ。
 
悪いその1: 自分のことしかしゃべらなかったコンサルタント
 
行ったら行ったでまず自分のことは延々としゃべる。自分は転職を7回しましたって自慢するおじさん、なんでそんなにしなくちゃいけなかったかわかるよ…その性格だからだよ!と突っ込みたくなるくらい自慢のオンパレード。この会社経由でとある商社を受け、内定を貰ったのだがあまり自分には合ってないと思って辞退した。そしたら説得されるされる!

私「いや〜、ちょっと保守的すぎるので」
担当者「そんなことありませんよ。全然保守的じゃないですよ!」←そんなのお前の基準だろうが!
私「仕事内容が合わないと思ったので」
担当者「やっていくうちに変われますよ!」←どんな保証があるんだ?
私「うーん、親会社に逆らえない立場がねぇ」
担当者「そんなの関係ありませんよ」←なんで関係ないんだ?
私「(もう面倒臭くてその気はないが)外資系の方が興味あるんで」
担当者「外資なんてもっとダメです!!!捨てられますよ!」←実際自分が外資でリストラにあったかららしい
私「だから、もういいです。辞退します」
担当者「あなた後悔しますよ!!!」←脅迫かい!
 
と、登録した中では最低最悪なコンサルだった。内定は出たのに、転職エージェントのとにかく早く転職という契約一本を獲得してノルマを消化したい! と見え見えのコンサルタントに嫌気がさして、肝心の転職先の精査がスッキリした気持ちでできなかったのだ。

 
悪いその2:あたしのことを事前に調べないコンサル
 
一般的には転職エージェントには履歴書や職務経歴書は事前に送付してある。当日はむこうがプリントアウトしているので自分は手ぶらでもOK。もちろんコンサルタントだってそれらの書類に目を通した上でキャリア面談を行う。

が、とある転職エージェントに行ったら「書類をください」というのだ。私は「もう送ってますけど」といったら自分のデスクに戻って書類をプリントアウトしてきた。ってことは私のこと調べてないんだな。もうこの時点で早く帰りたかった。
  
さて企業の紹介である。しかしどんな会社かを聞いても全然詳しくなく、おどろいたのはその場で企業説明を読んで読んだことをそのまま私に伝えるのである。読んでわかるんだったら質問なんてしないしお前の存在なんて必要ないじゃないか!!と心の中で叫んでた。幼稚園で絵本を読み聞かせしてもらっている気分だった……
 
他にも紹介したい企業があると言うので聞いてみたが同じく詳しくない。さらに「この企業も前任者はあなたのような人だったんですよねぇ」って言う。前任は嫌だから辞めたわけだから、私にも合わないってことじゃないか!
あまりにもバカバカしかったので紹介も受けずに帰った。
 
悪いその3:連絡しない
 
結果の連絡をしない、言語道断。
連絡してないからその程度か、と思って無視していた。そしたら後日へらへらと違う職種を紹介してきたり……
人材紹介会社と言われる転職エージェントって山ほどある。全国で約16000件の転職エージェントが存在するのだから、その企業クオリティがピンキリだとしても不思議ではないのだ。こういうコンサルタントとの無駄な時間を費やすのなら、間にかまさずに直接、求人企業に履歴書送った方がよっぽど効果的だ。

以上の3つの事例は結局、転職エージェントが自分たちの利益しか考えていないのである。彼らは成功報酬制なので人が雇われたらチャージをもらえる。それ以外ではもらえない。
だからスキルの高そうな人間をネットから探してきて、適当にあしらい、詳しくないけど企業を紹介して、その人が内定を取れればいいわけである。もし辞退する人がいれば必死になってその人を考え直そうと説得する。こんなところに来たら絶対すぐ帰った方が自分のためだと思う。 

まだある。こちらがOK出してないのに求人企業に勝手にレジュメを出してしまう。これは人材会社がいかによい人材を扱っているか、ステイタスみたいなのを保つためにやるみたい。(ぎりぎりラインでごくたまに私の会社でもレジュメではないが、年齢いくつでこの会社のこのポジションのこの年数の人どう?ってメールが来る。これもちょっと違反だと思うんだが)。

キャリア相談でネガティブレビューしかしないコンサルタントもいる。「君はここがいけない!」ってずーっと言う人。
まぁ商売は商売だけど、個人の人生を扱う商売だからユーザーへの受容と共感ができなくちゃ…根本的にカウンセリングとしての信頼関係は成立しないだろうね。

結局、良き担当者との出会いと相性が自分を磨く

その一方で、とても良かった転職エージェントとコンサルタントについて書いてみよう!
いろいろと不満が重なったところにweb上の転職診断にトライしてみたことがキッカケで、あたしの転職運気はちょっとポジティブに変化していった。
その場ですぐわかる転職力診断 @type をやってみて、こんなたしには転職する実力があるのか? そういう自分評価の物差しになったのは事実だ。この転職力診断は自分にとっての新たな転職活動の入り口となる。
で、その後、転職相談の担当者との出会いにも恵まれたあたしは結果的にweb系の会社への転職が成功している。

では、転職エージェントの良き担当者とはどういうものかを体験的にまとめておこう。


良い例1:良い・悪いところを指摘してくれる担当者

「あなたは年齢のわりに落ち着いてるよね。喋り方もはっきりしてるし。ただね、もう少しここをこうしたらいいんじゃないかな」
なんて言われたらスーッと評価と指摘が心に染みこんでくる。
というよりも通りすがりの求職者にそこまで言っていただけるとはありがたいと思うんだよね。言われたことによって、自分はこう見られているのかって気が付いた。良く知っている友達同士に言われるよりも、色んな人を見てきた赤の他人に言われたほうが自分にとって役に立つ。だって面接は赤の他人から見られるわけだから。
 
良い例2:必要以上に喋らない担当者

もちろんコンサルタントとして求職者のキャリアカウンセリングにのる人はいる。ただキャリアの方向が決まっている人にとってはそれはちょっとうるさいかもしれない。
私が当たった人はいい意味で必要以上に喋らない人だった。もちろん事務的作業に関してはしっかりサポートしてくれたし、メールや連絡をこまめにしてくれたし、相談があれば乗ってくれる。そうなるとこちらもやりやすい。
 
良い例3:担当者の人柄と相性

これは行ってみなくちゃわからない。もちろんハシゴ覚悟で当たるまで。そして運もある。スカウトメールが届いて実際にキャリアコンサルタントと話をしてみても、その転職エージェント会社が〝自分にとっていい案件〟を持っていない場合もある。そんなときは、かけ持ちで他のエージェントも利用しつつ、言い換えれば転職エージェントに利用されるだけにならぬように。転職エージェントを使った転職術は、ユーザーと転職エージェントに求職会社の三者がWinWinの関係であることがベストな結果を出すための必要条件であると思う。
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