結婚できない女子の花道 ●o≧д≦o♪
結婚できない女のブログ。
結婚できないたちに共通点や特徴なんてあるんだろうか?理想が高すぎる?なーんて言われたって、婚活相手への最低条件は誰だってあるじゃないか。身の丈に合った恋愛が結婚にリンクするならそれでいいのだが、そんな女なら婚活ブログなんて書いてるわけがないのだ。ともあれ〝書いてる人〟は結婚できないまんま30代に突入しつつ・・・そのままズルズル突っ走りそうな大人女子です。
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仕事と結婚願望を探り合いせめぎ合う関係を少し真面目に振り返ってみた


結婚を見積もった相手か?それとも結婚は視野に入れないただの恋人か?はたまた男女関係だけでダラダラ継続中の二人か?

互いが相手のことをどう認識しているかはわかるようでわからないし、ときに詮索し合う局面だってあるだろう・・・・・・

よーするに〝関係の定義〟なんて、いつも互いに食い違うもの。
自分が婚活中でも相手は結婚を意識していないケースもあれば、互いに結婚を意識していても結婚時期が一致していないケースなんて本当に少なくない。

まだある、つきあっている二人がいたとしても、仕事と結婚の優位度に温度差があれば時間ばかりが過ぎていったあげくに破談でピリオドを打つ場合だってある。

とにかく・・・恋にせよ婚活にせよ結婚にせよ、相手を信じつつ疑いつつ試しつつ、より良い関係をキープしようと努力する過程そのものが恋であり結婚であるのかなと・・・・・・
そんな真面目な妄想に駆られる最近だ。



ところである日、電車の中で座って本を読んでいると、目の前をプラプラと青いものが揺れていた。
顔をあげるとそこには薄汚れたコアラのマスコットがぶら下がっていた。

自分の前に立っているサラリーマンの鞄についているのだ。
着古したスーツに革靴に黒いかばんに、汚れたコアラ。きっと、子供にもらった大切なものなんだろう。
あたしはこーゆーのに弱い。
それだけで『このひとは絶対にやさしい素敵なパパだ』と決め込んでしまう。

その一方で・・・
『だめだ!こーゆーのに騙されちゃ!』
『こーゆー人に限って、めちゃめちゃ性格悪かったりするんだ!』
『浮気がばれて家庭崩壊してるかもしれない!』
と、素直でない主観が頭をよぎる。

が、そのとき。サラリーマンが鞄を反対の手にもちかえた。すると裏には・・・こんなにかわいいクマちゃんのバックチャームがキラリーン!

やられた・・・・・・この落差を表現できる男は電車を見渡してもそうそう居ない。
『あんた、カッコイイよ・・・・・・』


ついこんな雑念で頭の中がいっぱいだったころ、スマホに着信が入っていた模様。
すると画面には見なれた電話番号。
×××-××××-××××

まぎれもなくフラれた婚活相手の電話番号だ!

瞬間的に折り電しようとしたあたしだが、電車の中でフラれた相手に電話するほど気丈な女じゃない。

駅に着くまでの間、折り返して何を言おうか必死に考えていた。
そして、仕事がはやくおわったので食事に誘おうと決心したまではよかった。が、電車を降りてそこから進まない。あとはボタンをトンとタップするだけなのに、そんな簡単なことができない。

画面をみつめる→ためいき→あ〜もういやっ!(発狂)これをずっとくり返している。あたしはこんな根性なしだったろうか…?
いや、あたしは強いコだ。ここでかけなきゃ大人女子がすたる!
おりゃぁ〜! ポチッ。
「はい、Fです。ただいま電話にでることができません」
あたしをフルほっど仕事に忙しい婚活相手、留守電の声もステキです。
゜(゜´Д`゜)゜。


――やっと最近わかったことがある。
あたしはずっと「つきあう」という言葉にこだわる人の気持ちがわからなかった。一緒にいてお互い好きなら、言葉なんかにたよらなくともそれでいいんじゃないか?と。
〝つきあっている〟という約束された前提がなくとも、事実上、交際しているのならそれでいいんじゃないかと。
「私たちはつきあっている二人」だとハッキリさせておくことが、そんなに大切なことなのかと。

でも、最近わかってしまった。
「つきあう」ということは「約束しなくとも、必ずまた逢える」ということなのだ。それは、ひとつ重大な悩みごとから解放されることなのだ。
別れるという区切りがつくまでは関係が約束されているということなのだ。

そもそも、婚活相手にフラれたと認識しているのはあたしだけであって、相手は「私よりも仕事」ではなくて「今、結婚よりも仕事」と考えているだけかもしれない。

そうかやはり、つきあっているのか交際関係ではないのかを区別しておくことは大事なことなのかもしれない。

果たして、もういちど折り電をしてみるべきか?それとも、待つべきか?悩みつつ・・・

「次いつ逢えるんだろう?」
「あたしから連絡しなかったらもう逢えないのでは?」と胃をキリキリさせている。
カレの次の一歩が決まった時、勇気を出して言ってみようか。

「あたしとつきあってくれませんか?」
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