オンナは好きな人といると女性ホルモンが分泌される。じゃあ、男も好きな人といると男性ホルモンが分泌されるのだろうか？すると、いつもよりヒゲが伸びたり、いつもより筋肉質なカラダになったりするのだろうか？もしそうなら、あたしのことを好きかどうか？ 一目瞭然なのになぁ･･････。
歯並びのいい男と結婚の相関性の話の前に、ここで突如、幼かった頃の話になる･･･
「仏さまにごはんあげなさーい」「はぁ〜い」うちの実家には、あたしが入れるくらい大きな立派な仏壇があった。
幼かったあたしの唯一の仕事は、小さな金色の器にご飯をよそって供えることだった。（で･･･、仏さまも白いごはんだけじゃ飽きると思ったあたしは、のりたまをかけては、よけいなことするんじゃないの！とママに怒られていた…）
ところで、あたしには金色の器がとてもうらやましかった。
理由は、おままごとの器よりも現実味があり、現実のお茶碗よりも幼かったあたしの手になじんだからだ。
当時、あたしには二つの世界が存在した。
おままごとの夢の世界と、大嫌いな幼稚園のある現実の世界。
仏壇に供える金色の器は夢にも現実にも属さずに、幼いあたしを引きつけた。今思えば、それはちいさなあたしのささやかな現実逃避願望だったのかもしれない。
そんなあたしも大人になり今では立派に現実逃避中。ついでに婚活中･･･それにしても、大人になれば依存させてくれる〝金色の器〟が増えてしまってしょーがない。
毎晩、ひとり酒、週末はRPGのレベル上げ、電車の中ではオタクな本をこっそり読み、スカートの裾がほつれればセロテープで止め、ネギを首に巻いて掃除をし、塩辛とタタミイワシが好物な大人女子。
仕事も人間関係も人生観も婚活もしかり･･･
理想と現実のはざまで立ち位置がはっきりしなくて生きてる時間の大部分を〝気を紛らわす〟ことに尽力している〝結婚できない大人女子〟である。
こんなあたしに向かって、すんごいことを言う21歳中途入社女子がいた。
「わたし、先輩みたいにステキな女性になりたいんです♪」
「･････････」
そうか、あたしみたいに素敵なおねーさんになりたいか。そうか、よしよし‥あたしみたいな婚活偏差値の高い大人女子になるんだよー
ところで、「いい男は歯並びでわかる！」と誰かが言っていた。
生まれ持っての歯並びの悪さでも、小さい頃に親に矯正してもらえたかどうかで経済的生育歴が判断できるから、結婚相手としてのプラス要因になるかもわかる。なぜなら、結婚は二人の問題でありながらお互いの両親の人間関係が発生するから。
その場合、経済的にアンバランスな両家だと長い結婚生活においていろんな支障が生じる可能性だってある。
また、歯並びの良い男性は生活習慣が乱れていないタイプが多いから結婚してから「こんなだらしない男だと思わなかった」とショックを受ける可能性も少ないだろう。
歯並びが良い男性は比較的対人関係に積極的だったり人柄が明るくて健康的だったりするから仕事も成功しやすく出世もしやすい？
と･･･なんだかんだと、歯並びの良い男は〝いい男〟だと勝手に決め込んでいるあたしだ。
と言いつつ、あたしは、歯並びの多少悪い男の方がやんちゃっぽくてかわいいと思う。
ニュイっと笑ったときに八重歯なんか見えたらキュンとしてしまう。
歯並びが良いのがいい男なのか？
八重歯の男がいい男なのか？
あたしはいったいどっちなんだ？(°°)
ならば、どこで見極めるのか？
――例のごとく、ここからは駄文（๑・౩・๑）
それは、焼き魚の食べ方だ。
魚をキレイに食べる男性は結婚してからもいい男であり続けるのだ。
婚活デートで魚をきれいに食べられる男はかなりポイントが高い。食べ終わったお皿の上に頭と骨とシッポだけを標本のように残しているのを見ると、「あたしもたべて」と言いたくなる。
ちなみにあたしが魚を食べた後の皿は、解剖実験後のよう。。
その証拠隠滅のために魚をきれいに食べられる男が必要なんです。じゃなくて･･･魚の食べ方一つで、その男の生真面目さがわかるのだ。
人生をキッチリと生き、嫁を大事にする男は魚をキレイに食べる。
(；´Д｀)