結婚できない女子の花道 ●o≧д≦o♪
結婚できない女のブログ。
結婚できないたちに共通点や特徴なんてあるんだろうか?理想が高すぎる?なーんて言われたって、婚活相手への最低条件は誰だってあるじゃないか。身の丈に合った恋愛が結婚にリンクするならそれでいいのだが、そんな女なら婚活ブログなんて書いてるわけがないのだ。ともあれ〝書いてる人〟は結婚できないまんま30代に突入しつつ・・・そのままズルズル突っ走りそうな大人女子です。
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運命君と神女に学ぶ婚活成約と晩婚の利点


婚活サイトでフラれたエピソードを語ろう。

それは婚活男子の〝とにかく婚活の成約を急いでいる〟オーラ全開の返信メールに凝縮されたやりとりであった‥ㆆ﹏ㆆ

「会ってもらえませんか?メールをしているだけで、何となく運命の人だなってわかるんです…」こんなキモ系のメールを返信してきたのは、婚活サイトで知り合ったDさんで38歳。でも、彼と知り合ったのはたったの3日前。たった3日で運命の人だなんて年齢はあたしよりグンと上だけど恋愛経験値はグンと下?

婚活サイトのシステム的とも言える交際申し込みメールはもらってはいたけど、OKを返信できずに考えていた。つまり、属性全体像から自分的にはピンとこないパーセンテージが高かったから。

でも、婚活偏差値を上げるには女子力上げて交際件数上げて!っと、それも一理ある気もする。とは言え、無謀に交際件数上げても面倒なだけの話。

婚活サイトって、そういうマイナス経験をマッチング機能で除外してくれるから合理的と言われれば・・・そうなる。

もっとも、システムは婚活の成約率を上昇させるための仕組みでもあるのだが‥。

さて・・・Dさんのことを女子友P子ちゃんに軽口叩いてみた。
「それ、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる作戦じゃん」かわいそうにね、と彼女。
「でも、下手な鉄砲を打たれるアンタのキャラも不憫だねえ……」
ムム……( ̄Д ̄;;

P子ちゃんのお説教はまだ続いた。
「そりゃさ!地方で38にもなってたら必死なのは当然じゃん‥東京と地方の年齢感覚って違うんだから」
さらにP子ちゃんのお説教はお節介に変わる。
「あのさ‥下手な鉄砲を打ちまくるオトコにいい男はいないよ、でも、慎重すぎるオトコにもロクな男はいない。せめて『一度会ってみませんか?』だったらよかったのにね、そうだよね、いまどき運命とかなんだとか昭和の恋文句じゃないんだから・・・・・・」

ともかく、P子ちゃんの苦言にはあたしもうなずける点が多かった。そこで、Dさんには〝もう少しメールのやりとりを重ねてから会うことにしませんか?〟的な返信をしたのだ。すると数時間後!
ウッヒャー!激しい返信が届いたのだ。「スミマセンが僕たちは運命ではなかったようです…。僕を信用してもらえていないならハッキリ言って運命ではないです。はっきり言ってショックでした。さようなら」

オイオイ・・・・・・運命君、一人舞台で幕を下ろす寸劇を思わせる運命劇場なのですか?あたしには、喜劇の良さがわからないのである。ついでに・・・さらに数時間後、婚活サイトから自動送信メールが届いた。「お相手がメール交換を停止されました」だとさ‥‥

いろんな女がいていろんなオトコがいる。結婚できないから結婚したいという共通点を用いて婚活サイトというマッチングシステムがあるんだろうけど、年齢や職業に地域などいろいろ絡めた属性と婚活成約率とか机上の論理で結婚を技術でかなえようとするサービスは悪くない・・・としたところで、結婚は結局、男と女の無形で推し量ることさえ困難な心と心の縁結びなのだ。ターゲットとする属性の女子にアプローチを乱れ撃つことの合理性も必要だけど、そもそもおちゃらけ系のあたしだから、運命君の熱いハートは毛嫌いしたようだ。


話は続く。このエピソードを、今度は仕事と恋愛と人生の神であるYさんに話した。なんでもペラペラ喋るあたしは本当におしゃべりな女子だ。
((๑→ܫ←๑))

Yさんはすでに結婚して、出産を理由に退職した人。

あたしがこの会社に入ったときのYさんのキャラは、彼氏の存在も結婚願望も微塵もない仕事一本のなんとかウーマンだった。

とにかく「私は一生、独身を貫きます!」と、課員に公言していたほどだ。だいたい、こういう人に限ってイキナリ結婚しちゃう話は本当で、Yさんも突然結婚するから…と、ひそかに数年後の女性課長の誕生を想定していたみんなの期待を裏切った。

――出会いは図書館だったらしい。1冊しかない本をどちらが借りるか…でYさんがゆずってもらい、そして読み終わったら連絡するからと連絡先を交換したらしい!ステキ――!リアルだけどドラマみたいな出会いじゃないか!なーんてうらやましがった自分をよく覚えている。

「子供が2人になっちゃって本当に大変なの、でも子供ってカワイイよね。私って結婚したのが41だったでしょ?だから46で2人目を産んだワケ。大変かと思ってたら、いろんな人が助けてくれて、いろんなものを譲ってくれて‥本当に助かっちゃう。晩婚って案外、協力量が多いからいいものだよ―」

そうなんだ‥40歳オーバーで婚活と妊活を達成するYさんって、仕事同様、目標値も計画値もダブルで必達する有能ウーマンだったけれど、それは人生が舞台でも同じだった。先輩!あなたは仕事と恋と人生の神女です!

晩婚と聞くとネガティブイメージしか抱かないのは未熟なおちゃらけ女子のあたしだけなんだろうか?

先輩に聞いた。「晩婚でもセンパイみたいだったらカッコイイですよね!」するとY先輩からズンとくるお言葉をいただいた。

「晩婚って、聞いた印象は良くないかもしれないけど、結婚の良い部分と悪い部分を理解して結婚するから失敗も少ない。それに、ある意味で妥協して結婚するから、こんなハズじゃなかったってこともない。だって、何かあっても全部想定内だから」

適齢期に結婚するカップルが結婚生活に未知数の部分が多いのと比較して、晩婚は未知数が原因で関係がギクシャクするリスクが想定内ということで回避できる、そういうことをYさんは教えてくれた。

加えて・・・晩婚のメリットを語り始めたYさんから、あたしが普段考えないような利口なお話を授かったのだ。


「晩婚だと老老介護にならないの。あなたは若いから考えるような話じゃないけど、老後の問題って40歳とか50歳になればきっと考え始める大事な問題だと思う。この先、自分はどうなるんだろうって。でね‥たとえば20歳で子供を産んだとして、自分が80になれば子供は60歳。介護する人とされる人が互いに高齢者であるケースのことを老老介護って言うの。子供だって60歳だから腰痛とか、ヘタしたら痛風とか糖尿病とか、いろんな病気を抱えてるかもしれないでしょ?」

ところで痛風ってなんだ? それはさておき‥結婚生活のスタート年齢と老後の人生設計の相関関係はフムフムなのだ。
「でもね、アタシみたいに46歳で出産すると自分が80歳になっても子供はまだ34歳! 若いでしょう? だから病気だってまだないし安心して老後を任せられるってワケ。わかる?この安心感。ねっ、だから晩婚化のススメ、どう?」

さすが先輩、仕事も人生も建設的だ。けれど、34歳の子供が介護をしてくれるかどうか?そして、その前に先輩自身の子育てが46からで大変じゃないかどうか? ついでに、子供も結婚してて子供がいたとしたら・・・34歳だから孫だって小さいはず。すると、子供の教育と親の介護なんて両立できんのかしら? つまり先輩は自動的に施設暮らし? アチャー! そんなツッコミしちゃいけないよね?

恋も結婚も仕事も人生も・・・思うようにはいかない。だからこそ、人は思うように生きたいと思う。(๑´ㅂ`๑)

年齢に押されて結婚を急ぐ人、晩婚の良さを人にしっかりと喋れる人、細マッチョなイケメン男子にうつつをぬかしがちな低スペ女子(自分)、人の数だけ結婚定義がある。価値観・・・って大事だ。

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